2011/05/15 ウッドパネルの位置調整 −マセラティな日々 Maintenance ―
購入時から気がついていたが、カーナビのモニターを取り付けるためにウッドパネルの時計の真上の斜め後ろを削ってステーを挟みこんであった。カーナビは取り外したため、却ってこの削ったところが気になってしまった。（斜め上から見ると目立つ。）
その後、このウッドパネルをパーツで入手し、いつか交換するつもりだった。
ところが、別の個体（同じCORNES Serie Speciale）を見て、向かって左側が、本来はもう少し奥に取り付けてあることに気がついた。
５ｍｍくらい奥に押し込むことが出来れば、削ったところが革の部分に隠れてしまうはず。これが本来の位置ではないかと思い。交換ではなく、位置を調整しすることをまず試してみようと思った。
↓ウッドパネルの裏側。左の穴が長円なので、位置調整できるはずと推測。
作業開始。
長円の穴を止めているネジは、コラムカバーが邪魔で、最薄のラチェットを持ってしても回すことができない。
で、コラムカバーをはずしにかかった。下カバーの６本のネジ（その内、外側の２本は長い。六角レンチ。）を外し下側のカバーは取り外せたが、上側のカバーはネジを止める足が引っかかって取り出すことが出来ない。
（取り外したコラムカバー。左が下側、右が上側。↓の赤い矢印の足が引っかかり、取り出せない。）
まず、狭い箇所で使えるドライバーが必要なので、ＦＡＣＴＯＲＹ ＧＥＡＲ（工具専門店）に行って↓のラチェットを購入。
これが史上（？）最薄のラチェットだそうである。測ったところ、１６ｍｍであった。SUEKAGE製である。
さて、ようやく、このネジに到達。緩めて、奥に押し込もうとしてみた。。。
残念ながら、ほとんど動かず。エアコンダクトの嵌め込み部か何かの関係でこれ以上押し込むことができない。
諦めて、もとに戻す。
↓元に戻している途中。奥の右側のネジをつければ完了。
戻し終わってから思ったが、少し手前に引いてダクト接続部を緩めてから、押し込んでみたらどうだったろう？？
素人作業のため、１時間半もかかったが、ここまでの外し方は分かった。
しかし、問題の解決にはどうしたらよいか。 しばらく考えなくては。。
