2009/12/6 カー・オーディオ −マセラティな日々 Maintenance―
Before
After （スピーカー周りの外見は全く変わらず。）
【１】
ドア内張りをはずしたところ。銀色の板は、アルミ板。
反対側にはアルカンタラが貼ってある。
ショップの人が言うには、「こんなに重い内張りは初めて。ベンツのＳクラスよりも、ずっとしっかりした作り。１台ずつ手作りでしょうね。」とのこと。
実際に現物をみれば分るが、内装はすべて手作りと思われる。
【２】
純正のウーファー。 メーカー不明。イタリア製のようだ。
【３】
Boston Acoustics/ SR60 の取り付けが終わったところ。
上方は、トゥイーターとアッテネータ。
トゥイーターは、純正グリルの内側に収まるように取付。
ネットワークは、この写真には写っていないが、アルミ板の左下あたりに取り付けてある。
スピーカーケーブルは、Straight Wire/ Waveguide 3
【０】
取り外されたリアシートとリアトレイ
【５】
取り付けが終わったCarrozzeria/ DEH-P940
USBアダプタのCarrozzeria/ CD-UB10は助手席下に設置。
USBコネクタは、センターコンソール物入れ内（ひじ掛け下）に引き出してもらった。ドアのスピーカー周りも含め、内装は純正のままにすることが出来た。
（マセラティの内装は完璧な世界を構築しているので、少し加工しただけで崩れてしまい、台無しになる。）
【４】
センターコンソールを、助手席（右席）側から撮影。
中央やや左上の黒い部品はBOSCHのリレー。
バッテリーからヘッドユニットに直接電源を引くために取付。
■音の評価
音楽はもちろんバッハ。「無伴奏チェロ組曲」や、その他のお気に入りの何枚かを繰り返し再生してみた。
結論：
情報量 ○
柔らかさ △
厚み △
やはり、内蔵アンプではこれが限界かもしれない。
今回、内蔵アンプで、しかも費用もあまりかけないという条件で依頼したため、プロのカーオーディオショップに依頼するシステムとしては、最低ランクの金額のシステムである。その条件下では、非常によくまとまった音をだしているが、プジョーのシステムに比較すると、音の柔らかさと厚みという自分が最も重視するところに不満がある。
■プジョー２０５ＸＳのオーディオシステムは以下のとおりであった。（懐かしい。）
Head Unit: McIntosh MX4000
D/A converter: McIntosh MDA4000
Amp: DLS SA-30
Speaker: MacAudio 1314
Speaker Cable: Audison SONUS 6
Line Cable: MonstorCable "Interlink 101"
Power Cable: Phoenix GOLD "Inner Flow"
音は、
情報量 △
柔らかさ ○
厚み ○
であった。設置や配線を自分で行ったが、最初に音を出したときに、その厚みと深みに感動したくらいである。
音楽的に情感ある音だったと思う。
※プジョーのオーディオ補足：
上記のシステムの前、一時期、SONY XR-U770とナカミチのアンプPA-xxx（型番忘れました。黒いヤツ）という組み合わせであった。これは、音が硬かった。上記に変更したところ、激変。柔らかく、暖色系の音になった。
■マセラティのオーディオも、やはり外部アンプにしようかと悩み始めた。。
候補は、McIntosh MC420M か Braim'sか。 Braim'sは日本のメーカーだが興味深い製品。
■補足
・ラジオの受信について：
純正のときは、ラジオの受信がほとんどできなかった。ノイズの中にわずかに聞こえる程度で、実用にならない。
取替え後は、ＦＭはほとんど問題なし。ＡＭも音質はやや落ちるが、かなり良好な状態になった。
プジョーの時と比較すると、ＦＭは稀にブチッというノイズが入るのは変わらず。ＡＭの受信状態はプジョーの方がやや良い。
純正ではまともに受信できなかった原因ははっきりしないが、ともかく実用的なレベルになり、一安心。