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中期のQuattroporte IVと比べるとやや淡白になってしまったが、それでもこれぞMASERATIというべき官能的な内装。
コノリーレザーにウッドトリム。
ダッシュの上など一部にアルカンタラ。
サンバイザーやピラー部分などまで、いたるところ革である。
コンソール中央にはマセラティを象徴するラ・サール製の金時計。
ウッドのステアリングの、手に馴染む感触。
(銀色のボディのドアを開けるとワインレッドの革の内装、というのが以前からの理想。）
３．２リッター Ｖ８ ツインターボ、
３３５馬力のパワーユニット
４本出しのマフラー。
その間は、すだれ状の処理。
スーパースポーツの血を引く４ドアセダンとして
唯一無二の存在。
リアピラーに嵌め込まれた
七宝焼きのエンブレム。
このエンブレムとラ・サール製の金時計は、
コーンズ・セリエ・スペチアーレだけの限定仕様
（エボルツィオーネ以前のＩＶは金時計だが、エボルツィオーネはデジタル時計になってしまった。したがって、エボルツィオーネで金時計はこの限定仕様のみ。）
Maserati Quattroporte V8 Evoluzione