ライカで撮影された写真集 －マセラティな日々―
Henri Cartier-Bresson
Thames & Hudson PHOTOFILE
小型本なので、寝転がってぱらぱら眺めることができる。
いつかは『決定的瞬間』の初版を入手したいが、それまではこれが一番お気に入りの写真集。
木村伊兵衛 昭和を写す （全４巻）
ちくま文庫 （1995年 筑摩書房）
１ 戦前と戦後
２ よみがえる都市
３ 人物と舞台
４ 秋田の民俗
『２ よみがえる都市』が好きで、時おり、就眠前に布団の中で眺めていた。
ぼくとライカの旅 パリ・ヴェネチア編
藤田一咲 （2008年 枻出版社）
行ったことは無いのに何故か懐かしさを感じて、なごみます。
セバスチャン・サルガド写真展
「EXODUS」目録
2002年 bunkamura ザ・ミュージアム
痛ましい難民の写真であっても、光の煌めき、グレーのグラデュエーションが美しい。
ライカでグッドバイ カメラマン沢田教一が撃たれた日
青木冨美子著 １９８５年刊 文春文庫
ベトナム戦争を取材し、「安全への逃避」でピュリツァー賞を受賞した沢田教一の足跡を追ったドキュメンタリーである。
ライカについての記述から引用。
* * *
・・・いくら勧めても沢田は決して日本のカメラを使おうとはしなかった。
「日本のカメラは写りが悪い」
「日本のカメラを使うと壊れちゃうんだよ」
と、いつもケチョンケチョンにけなすのだった。
* * *
この本によれば、１９６７年頃つまりプノンペン近郊で命を落とすことになる３年前、沢田の愛用していたライカは下記のようであった。
ライカＭ３ （３台）
ライカＭ２ （２台）
ライカＭ４ （１台）
スーパーアンギュロン 21mm f=3.4
エルマリート 28mm f=2.8
ズミルックス 35mm f=1.4
ズミクロン 35mm f=2
エルマー 50mm f=2.8
ズミクロン 50mm f=2
ズミクロン 90mm f=2
エルマリート 135mm f=2.8
など。
ライカに関連する書籍
僕とライカ 木村伊兵衛傑作選＋エッセイ
２００３年刊 朝日新聞出版
網羅する目的ではなく、手持ちの本の中でこれはと思うものをピックアップ。
カルチエ=ブレッソンのパリ
(1994年 みすず書房)
版型 25x26.5cm
泥まみれの死 沢田教一ベトナム写真集
（1999年 講談社文庫）
ライカの歴史 中川一夫著
１９７９年刊 写真工業出版社